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竹の恵みを人から人へ

良い竹酢液の見分け方


 最近は竹酢液・木酢液をホームセンター、園芸品、自然食品店などでよく見かけるようになりましたが、窯の種類、炭材の種類、焼き方の違い、精製法で、品質に大きく差が現れます。
 そこで良い竹酢液の見分け方を紹介します。

[色]
 竹の種類や採取温度、精製方法によって濃さが変わりますが、良品は明るい黄褐色、または赤褐色ですが(ビール・ワインのようなきれいな色調)、蒸留精製を行なったものには無色のものもあります。
 一般的にうすい色の方が良いということになります。
 油が浮いていて黒い色のものは、高温(煙突の温度で150度以上)で採取した可能性があり、避けた方が無難です。
 しかし、水で薄めた「希釈液」として販売していることがあるので、色だけでの判断は難しいと思います。
 竹酢液は木酢液と比べるとタール分が少なく、より明るい色をしています。

[透明度]
光にかざしてみて、よく澄んで見えるほど良品です。
 蒸留精製したものは必ず透明ですが、静置精製しただけの原液は透明度が大事で、にごっていると静置期間が短く、精製が不十分なものと言えます。

[におい]
 竹酢液は燻製の香りである燻臭と、酢酸の強いにおいがするのが特徴です。
 しかし、あまりにも刺激臭の強い竹酢液は、氷酢酸を混入した可能性があり、よくありません。
 水で薄めて色を薄くして、良品と偽ろうとする場合、pHが竹酢液の標準的値(2.5〜3.5)でないと分かってしまうので、そのpHを調節するために氷酢酸を混入するそうです。

[容器の底や内側にたまる木タール分]
 これは1年以上静置精製したものでも、蒸留精製したものでも、時間がたつと成分が化合反応(重合)して水溶性タールが生成されて、微量ですが不純物が溜まっていきます。
 ですが、あまりにたくさん溜まるものは静置期間が不十分か、高温(煙突の温度で150度以上)で採取したものであまり良いとは言えません。

[pH(ペーハー、またはピーエイチ)]
 pHは酸性、アルカリ性を示す数値です。中性が7で、それよりも小さいと酸性、大きいとアルカリ性です。
 竹酢液は強酸性で、通常2.5〜3.5ほどのpHを示します。
 もし中性(pH7)に近い竹酢液があった場合、それは何かで希釈していることになります。

 例外ですが、アルカリ性の接着剤を使った建築廃材を炭化したときの竹酢液はpH7〜9でアルカリ側になります。これはpH云々の話ではなく論外です。薪材にこのような建築廃材を使用した場合もpHがアルカリ側に寄り、注意が必要です。
 また、乾留炉による竹酢液はpH1.0前後で、土窯の竹酢液よりpHが小さく酸性が強くなります。

[比重]
 比重は竹酢液を入れたメスシリンダーに比重計を浮かべるだけで簡単に測定できます。
 大まかな範囲で竹酢液は1.005〜1.050(液温15度)の間になります。  1.000に近ければ、水の比重が近いので、水っぽい竹酢液で有用成分の有機物含量が少ないと言えます。
 1.050より大きい場合は、水溶性タールや無機物などの異物質が多い可能性があります。
 比重は窯や炭材で数値が変わり、ナラでは1.015前後、針葉樹では1.030前後になります。
 乾留炉や平炉による竹酢液は、土窯の竹酢液よりも一般的に比重が大きいことが多いようです。

[使用窯]
 安全性を考えると土窯が一番だと考えます。
 鉄窯は鉄分やサビなどが混入し、また燃材がガスや化学燃料の場合もあり、それらの不燃物・排気物が混入する可能性があります。

[使用炭材]
 炭材の木の種類はとても重要です。「雑木」などのあいまいな表示の場合は注意が必要です。
 木にはクス(楠)・アセビ(ツツジ科の常緑樹で葉が有毒)・そのほか人畜に有害、または有害の恐れがある樹木がいくつかあります。
 また、近年は東南アジアの隅々まで、更にはブラジル産の粉炭も輸入され、チリでも準備されていますが、この外国産の木酢液は特に樹種の安全性のチェックが必要になります(南米には矢毒として使用していた猛毒のクラーレを含む樹木があリ、地域ごとにそれを含む樹木の種類は異なっています)。
 また、建築廃材を炭材にしたものは、防腐剤、防虫剤、塗料、釘・ホッチキスなどの金属が素材に混じり、人畜および作物に有害な物質が混入してしまう恐れがあります。

[保存容器・採取装置]
 竹酢液は酸性が強いので、竹酢液採取装置・貯蔵槽・容器に、合成樹脂タンク・ガラス・陶器・ホウロウなど耐酸性資材を使用する必要があります。
 ドラム缶・一斗缶は鉄分が融け竹酢液が黒変するだけでなく、亜鉛その他の重金属が融けてしまうため、農業用にも不適当なものになります。
 商品時の容器はPET容器(ペットボトル)を使用しているところが多いですが、ガラス容器が一番安全と言えます(PET素材は酸に強く、安全性は認められています)。
 採取装置の煙突や貯蔵槽をステンレス製品にする場合、日本工業規格SUS.304(別称18-8製)以上の高品質のステンレスを使用する必要があります。