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炭を焼く窯には土窯、乾留炉、平炉、耐火レンガ窯、ドラム缶窯などがあり、また白炭・黒炭などの焼き方の違いもあり、それによってできる竹炭が違ってきますが、基本的に高温で炭化した硬質の竹炭が良品とされています。
炭化温度が高いほど不純物が少なくなり、炭素構造が規則的になるので硬質の竹炭になります。
しかし、高温炭化の竹炭はミネラルの溶出が悪くなるので、土壌改良などの用途には低温炭化の軟質の竹炭が良いと言われています。
竹炭を叩いてみて、キンキンと金属音がする竹炭は、高温で焼かれた上質なものと言えます。
鈍い音しか出ない竹炭は、低温で焼かれたもので、不純物が多く割れやすくなります。炭化温度が650℃以上の竹炭から金属音を立てるものになり、より高温(約1000℃)の竹炭になればなる程、高い音階の金属音がします。
・表面
炭は黒いものですが、少し赤みがかったものは未炭化の炭で、燃やすと煙と炎が出るほどの不良品です。表面にタールが付着しているものは、低温で焼かれたもので良品とは言えません。銀色の光沢があり、タールがほとんど付着していないきれいなものが、高温で焼かれたもので良品です。さらに、1000℃ほどで焼かれたものでは、逆に表面の光沢が少なくなってきれいな鼠色になります。
・断面
機械で切った断面は分かりづらいので、手で折って炭の断面をみると、より光沢がある方が硬質な竹と言えます。備長炭が一番光沢があり、他の木炭や竹炭で備長炭に近い光沢があるものは最高級の炭です。
・形状
横割れがあるものは急炭化したものが多く、軽くて軟質な炭で、あまり良い炭とは言えません。縦割れがあるものは、乾燥が不十分な時や、炭化の温度変化が急だとなりやすいのですが、品質は高温で焼かれている場合もあり、一概に悪い炭とは言えません。板炭が平らになっているものは、高温で焼かれた良品の場合が多いです。重量感があるものは、未炭化の竹炭か、高温で焼かれた最高の炭かのどちらかになります。
高温炭化の竹炭は電気を通す性質があることから、市販されているテスターで電気抵抗値(Ω、オーム)を測ることによって、竹炭の品質を見分けることができます。
高温炭化の竹炭ほど、電気抵抗値は限りなくゼロに近くなります。
50Ω以下の竹炭は最高級品と言えます(1cm幅で測定)。
竹炭は燃料用としてはほとんど使われていませんが、品質を判断するために燃やしてみると、意外とはっきりと品質の差が表れます。
脱臭用に使った竹炭を燃やすと、吸着したものの臭いがするのでお勧めしません。
未炭化の竹炭は煙と炎がでます。低温炭化の竹炭は火付きがよく、火持ちが悪いです。また、頭が痛くなるような悪臭がします。高温炭化の竹炭は火付きが悪く、火持ちがよいです。くさい臭いはほとんどありません。中温炭化の竹炭は火付きと火持ちが上記の中間で、少し臭いがします。
| 炭化温度 |
打音 |
電気抵抗 |
燃焼時 |
推奨用途 |
| 低温(約400〜600℃) |
鈍い音 |
MΩ |
火付きがよく、火持ちが悪い。一酸化炭素臭が強い。 |
燃料・土壌改良 |
| 中温(約650〜750℃) |
低い音階の金属音 |
KΩ |
多少、臭いがある。 |
上記に加え、浄水・炊飯・脱臭 |
| 高温(約800〜1000℃) |
高い音階の金属音 |
1〜100Ω |
火付きが悪く、火持ちがよい。ほぼ無臭。 |
上記に加え、電磁波遮蔽、遠赤外線効果 |
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